こんにちはー、レノンです!
今回はだんじり祭についてお話しします
だんじりって、岸和田で有名な死人が出るほど荒々しいお祭りってイメージですよね。
だんじりとは
だんじり(だんぢり)とは、正式には、唐破風(からはふ)と言う曲線状の大屋根・小屋根が二段あり、コマが四つの山車(だし)のことで、西日本地域特有の呼称だそうです。
そして、この山車を使って曳行するのが有名な祭りです。
貝塚だんじり祭 試験曳き
先日のことです。たまたま「大阪いらっしゃいキャンペーン」があり、貝塚市にある奥水間温泉に一泊旅行に行きました。
「大阪いらっしゃいキャンペーン」は、一人1万円以上の対象になる宿泊で5千円割引があり、さらに2千円のクーポンが出るというもの。観光業回復のお手伝いにもなり、利用しない手はないです(笑)。
チェックインまで少し時間があったので、近くにあった水間寺(水間観音)に行った時のこと。
水間寺近くの沿道にはたくさんの人々が居て、何かあったのかな?ぐらいに思ってました。
無事にお参りを済ませて帰る時になると、遠くからホイッスルやら太鼓やら掛け声やらが聴こえてきました。
音の鳴る方は歩いて行くと、沿道の人が更に多くなってました。
こりゃなんかのお祭りらしい。
自らも沿道客になると、間もなくお祭りの曳行が遠くからやってきます。
先頭の人が「せいのっ!」の掛け声で、綱を引いたかと思うと、ものすごい勢いで走り出し、だんじりが目の前を通り過ぎていきました。
気合いが入っていて、熱気に包まれていて、凄い迫力です。
ひょっとしてだんじり?
あとから調べてみると、この日は、『貝塚だんじり祭 試験曳き』の日でした。
たまたま通りかかっただけでしたが、生まれて初めてだんじりを見る事が出来てラッキーでした。
2つの山車が通って行くのを見る事が出来ましたが、山車の後からは、何人もの小さな子供たちが、追いつこうとして元気に走ってました。
この子たちもやがてだんじりに関わって行くんだろうなぁ〜と思うと、この辺りの人々が、だんじり祭に人生をかけているのを感じます。
そういえば・・
その昔、岸和田市出身の若者が、新人として会社に入社してきた時のこと。
「だんじりの日だけは何があってもお休みします。どうしても会社に出ないといけないなら、会社を辞めます」
と、言い放っていたのを思い出しました。
だんじりが通り過ぎるのは、あっという間の出来事でしたが、初めて経験するだんじり。とにかく迫力がありました。
これは、「死ぬまでに一度は見ておくべきお祭り」じゃないかと感じましたよ。