こんにちはー、レノンです!
今回は、赤ちゃんの不思議な能力についてお話します。
天井の角を見て笑う赤ちゃん
うちの孫娘の話ですみません。生まれて3ヶ月目くらいになって、
天井の角を見て笑います。
横にして寝かせる状態の時も、腕の中で抱っこしている時も、天井の角が見える位置に持ってくると、必ずと言って良いくらいに見て笑うんです。
一体、何が面白いんだろう・・・。
その様子は、まるで誰かにあやされているかのようです。
ネットでググってみると、出てきますね〜。
壁に向かって笑う赤ちゃんの話とか、何もない場所をじっとみたり、突然笑い出したりするって話がたくさん出てきます。さらに、猫も同じような行動を見せるとか・・・(笑)。
身内の霊や、生まれる前に天国にいた霊がこの世に遊びにきているなどの俗説もあります。
赤ちゃんの周りには、赤ちゃん自身の先祖霊や、守護霊などもいて、しっかりとサポートしてくれているとも言われています。
大人には見えない光の変化を感じている
2015年に、中央大学の研究チームが、生後3ヶ月から8ヶ月までの乳児を対象に行った研究結果を論文発表しました。
その研究によると、3ヶ月と4ヶ月の乳児は、大人には気づけない画像の違いがわかるのだそうです。
この時期の乳児には、オブジェクト自体の変化よりも、光の変化を集中して見られるとのこと。
大人は、些細な光の変化には気づけず、見た目の変化だけしか認識できないらしい。
生後7ヶ月から8ヶ月になると、視覚が大人に近づいていくため、このような違いに気づけなくなっていくのだそう。それは脳と視覚の発達においては正常な状態であるとされています。
研究では3つのカタツムリのCG画像が用いられました。この画像は、一見全て同じカタツムリで、AとBが光沢のあるカタツムリのほぼ同じ画像、Cが光沢がないカタツムリの画像に見えます。
ところが、3ヶ月と4ヶ月の乳児は、Cではなく、AとBの違いに意識が集中したのだと言います。AとBは同じ光沢のあるカタツムリの画像ではあるが、ピクセル強度が異なった画像だったそうです。
乳児は、表面的な違いにあまり影響されることなく、その些細な違いの方を判別したのです。大人が気づけないわずかな光の変化を、赤ちゃんはしっかりと認識して見ているんですね。
中央大学研究論文20161 Infants Can See Things That Adults Cannot
また、別の研究では、生後6ヶ月未満の乳児は、顔だけで猿の個体を判別できるが、9ヶ月の乳児や成人は猿の顔は判別できず、人間の顔しか認識できないことが示されています。
赤ちゃんが、自分を守ってくれる親の姿を個体としてはっきり区別できる能力が、遺伝的に備わっていたからなのかもしれません。
本当は
これはあくまで実験による研究結果で、大人とは見え方が違うってことの結論でしかありません。
つまり、赤ちゃんが本当に見ているものが何なのかはわかっていないのです。
赤ちゃんの、あの笑い方を見ていると、赤ちゃん自身のご先祖さまの霊が、気になってあやしに来ていると言う方が、感覚的にはあっているようにも思います。
うちの赤ちゃんは、生後5ヶ月くらいになり、人見知りが始まって、残念ながらその現象が消えました。
でも、首も座ってきて、縦抱っこがしやすくなってくると、後頭部がじんわり汗で湿った時の匂い、最高(笑)。
赤ちゃんって不思議で素敵な存在です。