こんにちはー レノンです!
今回は、テレワークのお話です。最近、コロナによる緊急事態宣言や、まん防(まん延防止等重点措置)が発出され、企業としても対応が求められています。
職場の状態
僕の働く会社でも、もともとテレワークを推進する予定があり、試行しつつある状態でしたが、これらの対応によって、一気に進むことになりました。目標はテレワーク率50%、まん防の今は70%目標となっています。
営業の仕事
僕の仕事はメーカーの営業です。お客さんと会ってなんぼ、会話を交わしてなんぼって世界です。
さらに言うと、メーカー営業の役割って、『新規取引先開拓』と『次期商品開発の為の現場情報収集』が最重要だと考えています。
従来から取引のあるお客様・取引先様との連絡は、訪問もWeb商談も充分可能ではあるのですが、仕事の幅を広げる新規開拓や現場情報収集はなかなか難しいのが実情です。
目先の売上は、そこそこ回復してきてますが、先々の売上を考えるとこのままでは先細りですね。
営業の仕込み
では、空いた時間は何をすれば良いのでしょうか?
僕は、次の開拓計画の立案に充てています。具体的には、普段なら多忙でなかなか取り組めない現状分析です。開拓したい取引先様との現状の関係性を一覧表にして、関係者で表を穴埋めし、ざっくりと次の開拓先の選定と活動方法について検討し決定しています。まん防が終わると同時に行動に移せるように準備していますよ。
PDCAとOODAループ
そこで取り入れているのは、従来のようにPDCAサイクル【Plan計画、Do実行、Check評価、Action改善の頭文字を取ったもので、継続的に品質を管理するための手法】を回す活動ではありません。
PDCAに代わって注目されているメソッドOODAループです。OODAループとは、Observe観察、Orient状況判断・方針決定、Decide意思決定、Act行動の頭文字を取ったもので、問題解決のメソッドの1つです。
OODAループを具体的に言うと、Observeで対象を観察します。これは、問題の発見やデータ収集を行うためのプロセスです。Orientは、観察をもとに状況を分析したうえで、今後の方針を策定するプロセスです。Decideは、方針にもとづいて具体的な戦略や行動についての意思決定を行い、Actで実行に移ります。
このような4つの段階を経て現状認識、そして改善につなげるのがOODAループです。
PDCAとの違いは、PDCAは計画を立てて実行し、それを評価・分析したうえではじめて次のAct、つまり改善に移ることができるのですが、OODAでは、まずありのままの現状を観察することから開始し、分析から実行までをスピーディに実施できるという特徴があります。
噛み砕いて言うと・・
つまり失敗してもまずはやってみる。やりながら修正していくと言う活動です。世の中が、色んな変化を起こしている中、従来のように時間をかけながら着実に進めるパターンでは、時間がかかりすぎてしまします。
緻密な計画を立てて始めるのではなく、ざっくりとした方向性の計画を立て、素早く走り始め、走りながら軌道修正していくのが、今必要となる活動だと思っています。
最後に
仕事って、受動的だと簡単だけれどつまらない。能動的に考動すると楽しくできる。一度っきりの人生ですから、楽しく生きたいですもんね。
ってことで、自分を鼓舞する気持ちも込めて書いてます。おやじの戯言にお付き合い頂き、ありがとうございます(笑)。