こんにちは〜、レノンです!
しばらくお休みを頂いておりましたが、ブログ活動を再開したいと思います。
実は「キャリアコンサルタント資格」の受験に向け、勉強に集中したかったので、お休みさせて頂いておりました。でも・・・、
これって自分への言い訳ですね(笑)。
ブログって、日課になるとそれなりに書けるのですが、一旦休んじゃうと書けなくなります。休み癖がついてしまうんですね💦。
受験も終わり、無事に合格しましたし、休んでると老化が進むので再開します(笑)。
さて、みなさん、ここで質問です。
キャリアコンサルタント資格ってご存知ですか?
キャリアコンサルタントとは
私は、全く知らなかったのですが、れっきとした国家資格なんです。
求職者・在職者・学生等を対象に、職業選択や能力開発に関する相談・助言を行う専門職で、2016年4月に職業能力開発促進法に規定された、名称独占の国家資格です。
その受験資格は、 厚生労働大臣認定の150時間の養成講習を修了すること。
受験については、マークシート方式による「学科試験」、そして実技試験として「論述試験」と「面接試験」があり、計3つの試験が行われます。
「面接試験」では、受験者がキャリアコンサルタント役となり、試験官の前で、相談者役の方との15分間のロールプレイを行い、その後に試験官による口頭試問が行われるというものです。
落第生の僕の受験体験記
資格取得に結構な時間がかかるのですが、僕の場合は、2022年5月〜7月まで通信制のビデオで理論と法律関連の講習を受けました。
ビデオ講習の修了試験はネットで解答をググってコピペして提出。ビデオ講習は半分くらいしか見てない劣等生。理論などに興味が持てず適当に受け流していました。
8月〜12月は、リアルで実践講習を受講。週一教室に出向いて授業を受けます。でも、ビデオ講習をまともに勉強していない劣等生でしたから、先生の話が珍紛漢紛。
専門用語を言われても、「なんのこっちゃわからんけど、資格だけ取れればいいや、まあ、なんとかなるだろう」って、勝手に思っていました。
1月からは、試験対策の通信制のビデオ講習を受講したり、関連する理論や法律・手法についての知識を体系的に覚えました。これが結構なボリュームあってびっくり(笑)。
この段階で、やっと勉強を始めて、実践講習中には珍紛漢紛だった先生の言葉の意味がやっと理解できるようになってきます。
「講習中にしっかり復習しておけば良かったな〜」
と、後の後悔先に立たずってやつです(笑)。
同時に実技試験のためにクラスの仲間と自主練習を行い、その時に情報交換する中で、自分の学習がめちゃくちゃ遅れていることを実感。クラスメイトが話している教材の話が、どの教材のことなのかさえ理解できなかったんです。
2月に養成スクール主催の模擬試験を受験し落第点(学科100点満点で70点以上合格のところ60点、論述50点満点で30点以上合格のところ13点)を取ります。
やばい!残り1ヶ月。
よし、ここからだ勝負だ〜!
学科試験対策は、ノートに44名の理論家とその理論の概要を整理して纏めました。これやんないと理論家は覚えられなかった。後で作ったノートを何度も見直して覚えました。
過去頻出問題の傾向と対策及び法律改正のポイントを養成スクールのビデオで学習。
養成スクールで提供された1,000問の○✖️問題を解き終えたのが試験の2日前。ギリギリだったけど、これでなんとか自信が付きました。
論述試験は、自分の頭と書き方では時間不足で全部書け切ることが出来ないと、模擬試験で実感できたので、過去3回分の問題の模範解答をそのまま何度か書き写して解答パターンを体得し、時短を図りました。
これが、試験の前々日と前日。
面接試験は、とにかくクラスの仲間との自主練習を何度も繰り返しました。
クラスメイトの相談者役が、様々なパターンとなり役立ちます。また、クラスメイトのキャリコンとしての対応の仕方も勉強になりました。
そして受験
3つの試験を3月に受験。学科は100点満点で70点以上合格のところ82点。論述は50点満点で30点以上合格のところ36点。面接は100点満点で60点以上合格のところ67点。と、なんとか合格することが出来ました。
学科試験は、最初に難問があっただけで、あとは結構簡単な問題でした。
論述は書き切ることはできたものの、やや記述不足。でも書き換える時間はなかった。
面接試験は、面接官から、自主練習ではやっていなかった予期しなかった質問をされ、言葉足らずで返答しちゃい失敗。その後の質問で、なんとか言葉を加えて返答し挽回しました。
ネット情報をチェックしておけば、どのような質問がされるのかも予め想定できたはずなんですけどね💦。反省材料の一つです。
4月に入ってやっと合格通知が届きました。ほっと安堵したところです。
相談者の人生を左右することになるキャリアコンサルタントになるのですから、長丁場の勉強と試験は仕方のないことかも知れません。
僕の資格の活用方法
僕の当面の資格活用法は、
①今働いている会社で、社員の相談に乗ったり、社員の自律的で主体的なキャリア形成を促す研修を計画実施する「セルフキャリアドック」という使い方です。
②現職をリタイア後にセカンドキャリアとして活かすことも考えるようになりました。
そして・・、
③資格取得で最も意義深かったのは、自分自身のキャリアについて、過去と現在と未来にしっかり向き合えるようになったことだと思います。
特に、「ジョブカード」という仕組みを使う体験が、自分自身のこれまでの経験や興味関心や強み弱みなどを深く知ることに繋がりました。
ですから、この資格に少しでも興味を持った方がおられたら、是非とも資格取得することをおすすめしたいと思います。
以上、落第生の受験体験記でした(笑)。