こんにちはー レノンです!
今回は、ベビーカー選びについてお話しします。過去ブログにて下見までは済ませたのですが、実際に見て結論を出したので報告です。
ベビーカー選びの条件
僕が、もとい、娘夫婦が最終的にベビーカー選びの条件としたのは、
ベビーカー選びの条件としたこと
- 両対面式で1ヶ月から使えること➡︎A型(相当)
- 長く使えること➡︎小さな乳児も、少し大きくなっても様になるデザイン
- マンションELV利用。普段は徒歩。たまに電車。稀にクルマ➡︎軽量モデル
- 段差の超えやすさ➡︎大口径シングルタイヤ
- 赤ちゃんや荷物を乗せてもスムースに動くこと➡︎実際に試して確認
各社のノミネート
上記の条件から、絞り込んだ各社のモデルは、
各社のノミネートモデル
- アップリカ:ルーチェ
- コンビ:スゴカル・スイッチ・プラス・ロッタ
- サイベックス:メリオ・カーボン
- ピジョン:ランフィ・リノン
検討してみると
1、アップリカのルーチェ(LUCE)
アップリカのルーチェ(LUCE)は、2022年2月に発売された最新モデル。新しく台頭してきたサイベックスメリオカーボンの対抗モデルとして投入されました。
そのため、デザインはメリオカーボンと似ていて、ストレートフレームで、両対面時にシート自体を取り替える構造。アップリカが、これまで両対面切り替えで、ハンドルレバーを回転させて逆向きにする方法をとっていたことを考えると、方式も含め完全な対抗馬に仕上げています。
- キャッチコピー:スタイルとやさしさと
- 重さ:5.9kg
- 大きさ:W539×D923×H1010(mm)
- リクライニング角度:115°〜171°
- 使用期間:生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
- 価格:69,300円税込
試用感(10kgの荷物を載せて動かした)は、出だしに力が必要でややギクシャクする感じ。こんな感じなのかなっと思いましたが、サイベックスに比べ、パイプの剛性が低いのではないかと感じてしまいました。
この構造にして最初のモデルですから、まだまだ改良の余地がありそうです。
また、駅の自動改札機は古いものは55cmで、最近は60cmが主流になってきているようですが、このモデルの幅539mmは、古い自動改札ではギリギリの寸法で、ちょっと使いづらそうです。
2、コンビのスゴカル スイッチ エッグショック AN
ダブルタイヤの振動吸収と、シングルタイヤの段差乗り越えの、いいとこ取りを狙った商品。2021年11月発売モデル。
進行方向に対して、前輪のキャスターが自動で回転するように切り替わる日本製らしいハイテクモデル。両対面切り替えは、ハンドルレバーを回転させて逆向きにする方法。
- キャッチコピー:「押しやすさ」という、快適さ。
- 重さ:5.7kg
- 大きさ:W495×D790~880×H960~1020(mm)
- リクライニング角度:125°~170°
- 使用期間:生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
- 価格:62,700円税込
試用感(10kgの荷物を載せて動かした)は、左右キャスターの軸を貫通する横バーがないので、足が引っかかりにくい点に好感。
デザインは、これだけ見れば優れているようだが、アップリカやサイベックスを見た後だと、ややレベルダウンを感じてしまいました。ただし、デザインですから、個人的な好みの問題もあると思います。
また、シングルタイヤとダブルタイヤのいいとこ取りは、両対面切り替え時にどうなるのかな。利点と欠点が、逆に働くのではないでしょうか。特に対面時の走行性はちょっと・・と、思えました。
3、サイベックスのメリオカーボン
2022年2月に更新されたモデル。ドイツのブランドで、ヨーロッパ発想、日本仕様のものづくりになっています。
サイベックスは、とにかくデザインが素敵です。モダンで都会的なセンスの良さが光ります。どうやら女優の北川景子さんがお使いであるということで、一躍有名になったようです。
ネットのランキングや、街中で見かけるベビーカー、店舗での商品展示を見ると、今やベビーカーの売れ筋は、アップリカ、コンビ、サイベックスが、3強であると感じます。
アップリカから今年新発売となったルーチェは、完全にサイベックスを意識して作られた商品になっています。各社は、サイベックスに戦々恐々としているように思えます。
- キャッチコピー:持って軽い 押して軽い ずっと軽い 後悔しないベビーカー選びの新常識
- 重さ:5.8kg
- 大きさ:W490×D820~910×H965~1070(mm)
- リクライニング角度:125°~170°
- 使用期間:生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
- 価格:71,500円税込
試用感(10kgの荷物を載せて動かした)は、なんともスムース。気持ちの良い押し心地です。
製品の剛性の高さも起因していそうですが、アカチャンホンポの店員さんに聞くと、「タイヤの軸にベアリングが仕込んであって、スムースな走りを実現している」のだそうです。
不満点は、折りたたんだベビーカーを展開するときに、片手ではできないことですね。バスに乗るときには、ウイークポイントになりそうです。娘夫婦はバスを使う予定はないらしいですが。
4、ピジョン:ランフィ・リノン
ピジョンから、2022年に更新されたモデル。ピジョンは、赤ちゃんが大きくなってからも押しやすいベビーカーとして、シングルタイヤと剛性の高さにこだわったしっかりしたモノづくりに好感が持てます。
- キャッチコピー:ずっと、押しやすく もっと、オシャレに。とびきりのお出かけを。
- 重さ:5.6kg
- 大きさ:W525×D945×H1015(mm)
- リクライニング角度:100°~175°
- 使用期間:生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下)
- 価格:61,600円税込
試用感(10kgの荷物を載せて動かした)は、サイベックスメリオほどではないですが、スムース。
ただし、サイベックスは車軸にベアリングを使用しているのに対し、ピジョンは、タイヤの左右回転軸にベアリングを仕込んであって、方向転換がスムースになっているようです。
駅の自動改札機は、古いものは55cmで、最近は60cmが主流のようですが、このモデルの幅525mmは、古い自動改札ではちょっと気になる寸法です。
結論は
使い勝手とデザイン性を考えて、娘夫婦は、サイベックス・メリオカーボン2022にしました。これから検討される方の参考になれば、幸いです。