こんにちはー レノンです!
今回は、風邪についてお話しします。前回のブログでお話しした通り、僕は、風邪を引いて寝込んでしまいました。だいたい年に2回は寝込むんですよね(笑)。
風邪とは何か?
病院で医師に「風邪でしょう」と言われた経験は、誰にでもあるのではないでしょうか。しかし実は「風邪」は通称で、正式な病名では無いんです。
風邪とは、のどの痛みや鼻水、咳、発熱などの症状が出て、命に別状がない場合が多く、数日で治る症状をいいます。正式名称は「風邪症候群」「感冒」「急性上気道炎」などです。
風邪の原因はほぼウイルスです。風邪のウイルスの数は数百種類にものぼるとされています。新型コロナウイルスも、コロナウイルスのひとつです。
風邪のウイルスの中でも多いのはライノウイルスです。「ライノ」とは「鼻」という意味。つまり、鼻水が出るような風邪を引き起こすウイルスをこう呼んでいますが、このライノウイルスにも100種類以上あるといわれています。
なお、風邪と似た症状ですが、重篤になるインフルエンザは、別名「流行性感冒」ともいいい「インフルエンザウイルス」が原因です。医師は、風邪のような症状で受診された患者さんが、別の病気でないと判断したとき、消去法で「風邪ですね」と診断しているそうです。
先日、僕が受けたPCR検査も、「新型コロナウイルス」と「インフルエンザウイルス」の両方の検査をして貰いました。

風邪をひく仕組み
風邪のウイルスが体内に入って来ても、体の免疫力が高くてウイルスの増殖を食い止められれば、風邪はひきません。ウイルスが増殖して初めて「風邪をひいた」ということになります。
風邪のウイルスは、まず鼻や口内、喉などに付着します。このときにウイルスが増えていくと、喉や鼻の粘膜が傷つき、喉の痛みや鼻水が出ます。
さらに進行して気道までウイルスが広がると、咳や痰が出るようになります。身体が、ウイルスを体外に排出しようとするのです。
もっとウイルスが増えると、発熱することになります。ウイルスは熱に弱いので、人間が耐えられるギリギリまで体温を上げ、退治するのが発熱のしくみです。

発熱は身体が寝るよう指示してる
ですから、発熱は、身体がウイルスと戦っている証拠です。この時は、身体のエネルギーをウイルスへの戦いに全集中出来るように、それ以外にエネルギーを使わないようにしなければなりません。
身体がエネルギーを使わないようにするには、睡眠が一番です。身体の五感や四肢、脳などの他、血液を循環させる心臓のポンプ機能も横になって睡眠するときが、エネルギー消化を最小限にできるんです。
食べ物を消化・吸収するのも、とても多くのエネルギーを使います。スタミナをつけようと、ステーキなど消化の悪いものを食べるのは逆効果になります。
僕も、発熱時に食欲が下がりましたが、消化器官にエネルギーを使わないようにと、身体が反応してたんですね。
ただし、水分はしっかり摂ることが大切です。発熱時には、体から水分が奪われるため、脱水症状となる可能性があります。また、これを改善するだけで熱が下がる場合もあります。
僕のようなおじさんになってくると、喉の乾きを感じにくくなるそうです(笑)。気づかないうちに脱水になっていることもあるといいます。風邪や発熱の際には特に、意識的に水分をとるようにしないとですね。

風邪は自然の健康法
風邪を引いた後、回復した時に感じることがあります。それは、普段以上に体調が良くなっていることです。
十分に睡眠が取れていることが関係しているのでしょうか。身体が疲れ難かったり、日中の眠気が少ないと実感します。また、僕は、この時期に毎年花粉症が出るのですが、この症状もしばらくの間、不思議と和らぐんです。
精神的にも、清々しい緩んだ気分になれます。イライラしたりする感覚も和らぎ、「まあ、いいかぁ〜」って感じになれます。普段の多忙な生活をリセットすることができるんです。
そういう意味では、風邪は自然の健康法であるともいえます。時々、風邪をひくことで、過度なストレスをリセットしてくれるんです。自然と身体が、ウイルスとの程よい依存関係を保っているようにも思えてきます。
風邪は、ひかないよりも、時々引いて身体をリセットするのが良さそうです。これが長生きの秘訣です(笑)。
