こんにちはー レノンです!
皆さんに質問です。トイレにスリッパはいる派?いらない派? ライオンが2011年に調査した結果では、2人に1人が「トイレにスリッパはない」と回答しているそうです。2021年には、ALL ABOUTやYahoo! JAPANもそれぞれ独自にアンケートをとっていて、「トイレにスリッパは必要が約6割」、「トイレにスリッパは不要が約4割」と、回答しています。今回は、この問題を考えたいと思います。
昔は必須アイテム
昔は日本のトイレが和式だったので、トイレの床は飛び散った尿で汚れていたり、タイル張りの床が冷たかったりしたため、トイレのスリッパは必須アイテムでした。
やがて、便器が洋式になってからも、男性は立って用をたすことが多かったので、床や壁などの周辺に尿が飛び散って汚れていました。この時代も必須アイテムです(笑)。
便器の改良と意識の移り変わり
そして、床材もタイル貼りからクッションフロアに変わってきて冷たくないですし、便器そのものに暖房機能がついて便座につける布カバーも無くなってきました。
更に、便器が節水型になったことで優しく回る水流になって水ハネが減少。尿ハネを意識して男性も座って用をたすことが当たり前になってきました。コロナ影響もあって蓋を閉めて水を流すことも習慣化してきたようです。
今では、トイレ自体がお洒落な空間になってきて、壁紙の色を変えたり、額縁やインテリア小物が飾られたりして、レストルーム化が進んでいます。ここ数年でトイレが大きく変わってきたんですね。
実はこまめな掃除が必要
トイレにスリッパが必要な最も大きな理由って、衛生面でしたよね。ところが、今はその問題も上記のように解消されてきました。ですから、スリッパを辞めたり、マットだけ敷いている人、両方ない人などが増えてきたんだと思います。中には一般慣習から考えて、お客さんが来た時だけスリッパを置いておくなんて人もいるようです。
一方、トイレの汚れは、尿などだけではありません。トイレを使う度に服を上げ下げするので、服の繊維や髪の毛などが落ちやすい状況にあります。また、トイレットペーパーを使うたびに細かい繊維くずも落ちてきます。このように狭い空間のトイレはホコリが溜まりやすく、それが菌のすみかにもなります。ですからいずれにしてもこまめに掃除することが必要なんですね。
僕の結論
でも、スリッパもマットもあったら「こまめな掃除」なんて面倒ですよね?トイレにスリッパが『いる派』も『いらない派』も、こまめに掃除が必要だとすると、掃除をする部分が少ないのが一番です。ですから、僕は、『スリッパもマットも無くしてこまめにサッと拭く』を習慣づけるのが最も衛生的で理に適った使い方だと考えます。
我が家にはスリッパもマットもありません。トイレ除菌シートとペーパーに付けて拭く除菌スプレーは常備しています。実はルームスリッパもやめました。これについては後日お話しします。