こんにちはー レノンです!
僕が、最近思っていることをちょっとお話します。それは『老後・老人』という言葉。これって響きが悪いです(笑)。
そこからイメージできるのは、「縁側に座り、通りを行き交う人を眺めながら、何もせずに日向ぼっこしている人の風景」です。
これって幸せかな? 定年退職って幸せかな? 定年後にやることって、どう考えればいいのかな?
定年後どう過ごすか
会社の後輩と、定年後の理想について話したことがあります。後輩は、「早く定年退職したい。毎日ぼーっとテレビだけを観て何もせずに過ごしたい」って言っていました(笑)。
まだ若いからこんな発想になるのかも知れませんね。また、仕事で多忙な日々が続くと、「ゆっくりしたい」という考えになるのも、分からなくは無いです。
最近、テレワークでよくカフェを利用します。行ってみて感じることは、「年配の方が多い」ということです。テレワークらしいPC利用者が3割、年配の人が4割、その他3割って感じでしょうか。定年後、カフェで本を読んで時間を過ごすのも、一つの生き方だと思います。
また、僕は、以前3年間ほどジムに通っていました(今はコロナ影響で退会)。その時にも思ったのですが、高齢者がとても多いってことです。この時は6割が高齢者でしたね(笑)。
図書館では、開館前に高齢者が並び、開館と同時に新聞の取り合いをする風景。よく聞く話です。
YouTubeを観ていると、イキイキしている人がたくさん出てきます。YouTubeって、ほんとにいろんな人がいて参考になります。自分が興味のある題材をテーマにしているから、イキイキしているんでしょうね。
「○○をするのが正しい」という、正解が無いのが第二の人生。第二の人生はイキイキと生きる人生にしたいと思います。
イキイキ生きるとは
では、イキイキ生きるってどういうことなんでしょうか?
第一の人生では、学校の成績とか、出身大学とか、就職先とか、年収とか、役職とか、持ち家とか、子供の成績とか学校とか就職先とか。とかく他人との比較の中で、幸せそうな平均的人生を目指して、精一杯生きてきたように思います。
第二の人生って、人並みとか、平均とか、人と比べてとか、世間体とか、誰かの目を気にしてとかは、全く必要のない人生なんじゃ無いかな。
正解がなく、人の目を気にしない第二の人生ですから、夢に向かってやりたいことをやってみることが最も大切なんだと思います。
マズローの法則
人間の欲求は、5段階のピラミッドのように構成されているとする心理学理論があります。マズローの法則と言われているものです。
マズローの法則によれば、人間の欲求には「生理的欲求」「安全の欲求」「社会的欲求(所属と愛の欲求)」「承認欲求」「自己実現の欲求」の5段階があります。
一番下の生理的欲求から上に向かってクリアすることで、最終的に自己実現に達するという理論です。
マズローの欲求5段階
- 生理的欲求とは、「生きていくために必要な基本的・本能的な欲求」です。
- 安全の欲求とは、「心身ともに健康でかつ経済的にも安定した暮らしをしたい欲求」です。
- 社会的欲求は、「友人や家庭、会社から受け入れられたい」という欲求です。
- 承認欲求は、「他者から尊敬されたい、認められたい」という欲求ことです。
- 自己実現の欲求は、「自分の世界観や人生観に基づいて『あるべき自分』になりたいと願う欲求」のことです。
このうち、自分のやっていることに充足感があって、イキイキできるのは、社会的欲求以上が満たされた場合だと思います。人間は、他人との関係性の中で生きてきた社会性のある動物ですからね。
定年しちゃうと、企業や団体への所属そのものがなくなり、孤独感・虚無感・不安感が募ると言います。ですから、社会との繋がりが必要になると思います。
仕事・趣味・地域コミュニティなど、関わり方はなんでもいいと思います。社会との繋がりを持つことで、イキイキとした人生になっていくと思うのです。
その上で、それが誰かの役に立っていると感じられれば、さらに高い段階の欲求が満たされるはずです。
まとめると、
イキイキと生きるためには
- 制約なく自分のやりたいことを妄想し、失敗していいからとにかくやってみる
- 社会との繋がりを持つことで、自分の居場所を見つける
- 他人の役に立つことで、役だったことを感じられるようにする
です。何をするかは、全くの個人個人の自由。制約も正解もありません。自由な発想で行きたいと思います。
以上、定年後に幸せになるための考え方のお話でした(笑)。