こんにちは〜! レノンです。
今回は、美味しい珈琲のお話です。
私は、50歳を越えてから珈琲が飲めるようになりました。元々甘いもの大好きなお子ちゃま舌な上に、珈琲は胃に違和感があって飲めなかったんですよね。
ところが、50歳を境に胃の違和感がなくなり飲めるようになったんです。たぶん身体が老化でボケちゃって反応しなくなったことが原因?だとするとやっぱり私の身体には合わないのかもしれません。
それでも、あの香ばしい香りや大人の雰囲気はなかなかいいものです。今では毎日珈琲を自分で淹れて楽しむほどの珈琲好きになりました。
そんな私が、『珈琲を楽しむコツ』をお話しします。
1、3度香り楽しむ
フレグランス、アロマ、フレーバーってご存知ですか?似ているようですが違うんです。珈琲は3度の違った香りが楽しめるんですよ。
<フレグランス>
焙煎後の豆や、それを挽いて粉にしたときの香りです。自家焙煎珈琲店などで香ばしい香りがするのがいい感じですよね。買って帰ってきて封を切った時の香りもこれなんです。私が一番好きな香りです。これがあるから自分で淹れたくなるんですよね(笑)。
<アロマ>
珈琲を抽出して淹れた時の香りです。コーヒーカップから立ち登る湯気の香り。缶コーヒーをプシュッと開けた時の香りもこれですね。
<フレーバー>
飲んだ瞬間に感じる香りです。正確には、口に含んだ珈琲の香りが鼻腔を通り抜ける時の香り。ほっと一息の香りですね。
ですから珈琲は、3度の香りを楽しめるんです。これが楽しい。
2、時間を楽しむ
一杯の珈琲で幸せのひととき。毎朝の習慣です。
- コーヒー豆を挽く時
- お湯を沸かし季節にあったちょうど良い温度にする時
- 珈琲豆にお湯を注ぎ淹れる時
- お気に入りのカップを選んで注ぐ時
- バルコニーでぼーっと外を眺めながらゆっくり飲む時
どのひとときも一つ一つが貴重な時間になっています。これが楽しい。
3、豆探しを楽しむ
1、自分好みの焙煎度合いを見つける
『浅煎りが好き』とか、『深煎りが好き』とか、その中間の『中深煎りが好き』とか、酸味が強いものから苦味やコクが強いものまで様々な焙煎度合いがあります。自分のお気に入りの焙煎度合いを見つけましょう。豆選びが楽しくなりますよ。
私の場合、好みは中深煎りです。
2、ストレート珈琲を嗜む
イルガチェフェ、ハワイコナ、コロンビア、グアテマラ、モカマタリなどの産地や農園の名前が書いてある銘柄豆(ブレンドに対してストレートのこと)です。お店によっても味が違うものの、好きな銘柄豆を見つけたら、色んなお店で同じ銘柄豆を選んで味の違いを見つけるのも楽しいです。
私は、美味しいハワイコナ、美味しいイルガチェフェのお店を見つけた時、最高に嬉しくなります。
3、お気に入りショップを見つける
珈琲豆販売専門店や自家焙煎珈琲店って、たくさんありますよね。それぞれお店で豆の選定や焙煎方法などが違って味も違うんです。お店の中でも色んな豆が置いてあります。お気に入りの銘柄があれば良いのですが、何を選べば良いか悩むこともありますよね。
そんな時、私のおすすめは、そのお店の名前がついたブレンド豆を選ぶことです。
そのお店が一番自信のある自慢の豆になっていますし、一番数が出ていて、新鮮な豆である確率も高いからです。ブレンド豆はお店の顔。自分のお気に入りのショップブレンドを見つけ出す。これが楽しいです。
さて、3つの楽しみ方をお話ししましたので、最後に私が手軽に美味しい珈琲を淹れる3つのコツをお話しします。これだけで断然美味しい珈琲が自分で淹れられます。
美味しく淹れるコツ
1、飲む直前に挽く
美味しさへの1番の鍵は飲む直前に豆を挽くことです。これだけで俄然珈琲が美味しくなるんですよ。粉で珈琲を買ってきておられる方は、ぜひご自宅で挽かれることをお勧めします。私は、Karita のナイスカットミルという電動ミルを使用しています。珈琲店でもよく見かけるやつです。これ、ほぼ毎日稼働していて使わない日はないんですよね〜。たまに飲む方なら手動ミル、毎日飲む方なら手動は時間がかかり過ぎるので電動ミルの購入をおすすめします。
2、温度は85℃
温度によって味は変化しますし、焙煎度によっても温度が違ったりするので、一概には言えないものの、85℃は一つの基準になるとは思います。沸かしたままだと高温過ぎます。
私は中深煎豆を中挽きしてペーパードリップで抽出していますが、沸かしたお湯を珈琲ポットに移して温度調整しています。季節によっても温度が違ってくるので、時々温度計を見ながら湯温調整します。その位、色々な条件で微妙に味が変化するんです。
3、他人のために淹れる
自分で淹れて自分が飲むのもいいのですが、他人のことを思って淹れるってのが大事なんだと思います。他人が淹れた珈琲ってより美味しく感じるんですよね。これ、不思議です。
珈琲って奥が深いので、私もまだまだ未熟者なんですが、それでも楽しめるのがいいんですよね。歳を重ねる毎に深くなる楽しみの一つです(笑)。