こんにちはー! レノンです。
今日はマンション選びのポイントについてのお話です。
私は郊外庭付き一戸建てを売却し、マンションを購入しました。一戸建てを売却した理由については、過去のブログ「庭付き一戸建ては危険」をご覧ください。今回は、マンション購入に際して、定年前の私が色々と悩みながらも最終的に考えたマンション選びのポイントです。
マンション選び 3つのポイント
これだけは外せないマンション選びの3つのポイントについてお話しします。
1、人の多い街の駅前
とにかく駅前です。これから日本は人口が減少していきます。当然、不動産は余ってくることが予見され、そこに高齢化と若者のクルマ離れが追い撃ちをかけて、郊外は過疎化して人々は都心に集中していきます。
全国の市町村でも、国土交通省が進める「立地適正化計画制度」に沿って都市計画を策定し、居住するエリアを集中させてコンパクトなまちづくりを進めています。
よって、同じ市町村の中でも、人口集中するエリアと過疎化するエリアへの2極化が進みます。これらによる将来の変化により、資産価値と利便性の両面で「人の多い街の駅前」が良いと言えます。
そして「マンション」が良いのは、便利な駅近にたくさんの物件があり選択肢が多いことです。もちろん戸建てより同じ条件なら安価です。
2、人気の販売価格帯
将来もし売却する時に売りやすい広さと価格(ニーズが多い)であることが重要な要素だと思います。
4LDKとか広すぎる部屋とかは、核家族化・高齢化の進む中ではニーズが減少して売れにくくなりますし、そのエリアで最も売れている人気の販売価格帯であることが重要です。
もちろん自分が死んだ時も同様で、人気の物件=子供たちが処分しやすい物件ということも大切です。
3、タワマンじゃない大規模
想定外の大地震ともなれば、タワマンの縦長形状はやっぱ不安。しかも、停電しちゃったら上層階は陸の孤島です。また、上層階と下層階でエレベーターが別々だったり、販売時の価格帯も大きく違ったり。ヒエラルキーが強い感じは理事会で意見がまとまりません。マンション内駐車場の入出庫にも時間を要します。
私が見学に行った某タワマンでは、パーキングが棟内機械式タワーでしたが、待つ人が増えると20分位は平気で待つと聞かされ、どん引きしました。
高層マンションの外装メンテ手法もまだ完全には確立できていないようで、15階を超える特注エレベータもメンテは高額。将来のメンテナンス費用が全体的に高額になることが想定されます。不要な棟内の共用設備も結局使わないと思います。棟内ジムやプールも中途半端になりかねず維持費も大変。検討対象からは外したいと考えました。
一方、大規模マンションであることは必要と感じました。分譲賃貸で中小規模マンションに住んだことがありますが、近隣住民とは自然と顔見知りの関係になっちゃいます。その点、大規模マンションの独立性は住環境として気楽です。理事もなかなか順番が回って来ないのがいいですね。また、管理費や修繕積立金が結局は比較的割安に済みます。
私は、中古戸建て、新築マンション、新耐震中古マンション、旧耐震マンションのリノベーションなど、さまざまな物件を検討しました。結局は新耐震マンションを購入しましたが、その辺りの話は別の機会にお話しします。
まとめ
- 人の多い街の駅前マンションが将来的な資産価値と利便性の維持に繋がる。
- 検討する人が多い人気価格帯が、売却時に売りやすく子供への負の資産になりにくい。
- タワマンではない大規模マンションが、生活の利点の多さに繋がる。
同年代の方のマンション選びの参考になれば嬉しいです。