こんにちはー レノンです!
今回は、即刻結果の出るスピードPCR検査方法のお話。僕が体験したスピードPCR検査法についてお話しします。
ある朝、喉が・・
ある日、朝起きると、喉になんだか違和感がありました。ん?これって何?
本人には、なんら身に覚えがありません。もちろんずっと自宅にいたわけではなく、前週には出張で新幹線にも乗っていましたが・・。
新幹線に乗るとき、今はめちゃ慎重になっています。基本的に電車に乗るときには接触感染だけは避けるように努めています。
吊り革は使いません。在来線は改札もApple Watchで非接触です。電車乗ったらどこにも触らないようにしています。
新幹線に乗るときも、座席には座りますが、リクライニングのレバーは素手では触りませんし、座席に付いている折り畳み式テーブルも使っていません。
翌日には本格的に・・
翌日には、喉が痛みが本格的になってきて、「まさか僕も・・・」嫌な予感です。
風邪も新コロナも、とにかくひきはじめが肝心。こういう時は無理をせず、水を飲んで体を休めるのに限ります。
特に新型コロナであった場合は、特効薬が普及しているわけでもなく、自分の治癒力を最大限に活用するしかありません。葛根湯を飲んで早々に眠りにつきました。
翌々日には熱が・・
ぐっすりとは休めたものの、翌々日の朝も喉の痛みは取れません。それ以上に、身体全体が重くだるくなってます。おまけに頭痛もあって、熱を測ると37.6℃。
これはほんとにやばいな・・。オミクロン株は感染力が高いというし、罹っちまったかな。
PCR検査が要るな・・
朝8時。近くの総合病院に電話。「スタッフが出勤する9時に再び電話するように。」と、指示あり(警備員さんかな)。
9時に再電話。「予約するので11時に来るように指示あり」。
11時に、クルマで病院の駐車場に入ります。駐車場から、PCR検査用のプレハブ小屋が見えました。
到着を知らせる電話を入れると、【車の車種・色・ナンバー】の確認がありました。しばらくして、全身完全防護服の検査員の方がやってきて、プレハブ小屋へ来るよう指示がありました。
プレハブ小屋は、検査員用のドアとは別に、患者(と疑わしき僕)のみが使うドアがあり、開けると、パイプ椅子がひとつだけの狭い空間が現れます。
座ると、背中にはHEPAフィルタ(見た目でそんな感じ)があり、換気されています。反対側のテーブルには、手の平に収まる大きさの【酸素濃度計(パルスオキシメーター)・体温計・長い綿棒】が置かれていました。
プラ板の向こうに検査員の方が来られます。【発熱の経緯や感染者・濃厚接触者との接触状況などについて】問診がありました。
次に、体温測定と、中指を機械に挟んで酸素濃度を測定する指示がありました。
最後に、グローブボックスを介して両方の鼻の穴に長い綿棒が差し込まれます。両方に2本ずつ【新型コロナとインフル】の両方の確認だそうです。これが痛かった。涙がじんわり。おっさんは痛みに弱い(笑)。
クルマに戻って待機するように指示がありました。
結果発表
クルマの中では、なぜか、映画ETを思い出していました(笑)。ビニールダクトが伸びてきて、全身完全防備のNASAの人が・・。
15分ほど待っていると、検査員の方がやってきて、「コロナ・インフルともに陰性です」。って伝えてくれました。この言葉を聞いた途端に僕の重苦しい気持ちが『さぁ〜っ』と、晴れていきます。人間って不思議です。この一言だけで、元気になれます(笑)。
PCR検査の種類
PCR検査って2〜3日かかるって聞いていたので、15分足らずで結果が出たので不思議に思っていました。
帰宅後に調べてみると、NEAR法という検査方法だったようです。
一般的なPCR法は、温度を上げ下げすることによって、核酸増幅させるのに対し、NEAR法(Nicking Enzyme Amplification Reactionの略)は、等温核酸増幅法によって、高速な核酸増幅を実現。なんと、陽性で最短5分、陰性で13分というスピードを実現したそうです。
NEAR法は、厚生労働省から『PCR法同等の承認』も得られている最新の方法だそうです。
NEAR法は、どこの病院にもあるわけではなさそうです。たまたま僕が行った総合病院が導入していた方法だったようです。
でも、患者から見れば、すぐにわかることって大切ですよね。NEAR法が導入されている病院が、どこにあるのか、患者がネットで調べられると嬉しいのですが・・・。