こんにちはー、レノンです!
今回は、最近のコーヒー事情とコーヒーの歴史についてお話しします。
最近のコーヒー事情
今年になって、食品の値上げが増えつつあります。
原因は、パンデミック→経済下支えのため金融緩和→インフレ抑制目的での米国を中心とした政策金利上昇→結果として円安。
さらに、ロシアによるウクライナ侵攻で燃料高騰や食材高騰。また、半導体等の電子材料系商材の不足による電子機器や自動車等、エレクトロニクスを含む全ての商品の値上げなど、様々な要素が絡んでいます。
一方、コーヒー豆はといえば、基本海外からの輸入が殆どですから、上記の影響を思いっきり受けてます。
ただ、その前から価格高騰していました。世界最大の珈琲豆生産国であるブラジルの天候不順による影響や、SDGs等による環境に配慮した栽培や適正取引等による価格見直しなどが挙げられます。
コーヒー豆販売店や喫茶店なども大変ですね。
過去ブログで紹介しました、僕のおすすめ激安コーヒー豆も、量が減って実質値上げになりました。
400g430円税込が、400g500円税込になり、最近は380g500円税込に変更(業務スーパー・ラグジュアリッチモカブレンド)。
値上げしたと言っても、100g130円ほどになっただけですから、まだまだ他社に真似のできない超激安価格です。
これで、そこそこ飲める味ですからびっくりです。毎日グビグビッと飲んじゃいます。
メチャクチャ美味しいコーヒーは、自宅ではなく、コーヒー専門店で淹れてもらいます(笑)。
大量消費の甘〜いファーストウェーブ
最近、「ブルーボトルコーヒー」などの珈琲店を、「サードウェーブ」と言ったりします。つまり、米国発のコーヒー文化が「第三波」に来ているということです。
では、「第一波」と「第二波」って何だったのでしょうか? 調べてみました。
「第一波」は、1960年代に、インスタントコーヒーや、缶コーヒーが、一般家庭に急速に普及したそうです。
当時は、砂糖をスプーン何杯入れるのか、ミルクは入れるのか入れないのかを聞いて入れていましたから、甘いコーヒーが普通だったんですね。
お洒落文化と個性のセカンドウェーブ
「第二波」は、2000年にかけて。スターバックス、シアトルズベスト、タリーズ等に代表される、シアトルを発祥としてヒットしたシアトル系コーヒーのことを指します。
お洒落な店作りで「カフェ」の言葉が似合い、カフェラテや、キャラメルマキアートなどの様々なアレンジを楽しむコーヒーで、自分の好みに合わせたカスタマイズなども人気です。ロゴ付のコーヒーカップを持ち歩く文化もファッション感覚でお洒落ですね。
味と品質にこだわるサードウェーブ
「第三波」は、2000年頃からは、厳選した豆を使う品質重視のコーヒーで、一杯一杯を丁寧に淹れるコーヒーが広がって来ました。
ブレンドではなく、特定の農園の特定の豆を使うシングルオリジンで、その豆に最適な焙煎や淹れ方にこだわっています。
でも、サードウェーブに代表格の「ブルーボトルコーヒー」って、創業者のジェームス・フリーマン氏が、「日本のコーヒー文化が洗練されていてそこに大きな影響を受けた」と言っているそう。そこで名前が上がったのが、東京の「カフェ・バッハ」さん。
僕がコーヒー好きになったのも、東京の「カフェ・バッハ」さんの「バッハブレンド」の美味しさに衝撃を受けてから。おやじになって初めて、コーヒーが好きになったのでした(笑)。
米国から輸入されて日本でも広がったコーヒー文化ですが、サードウェーブは日本の影響を受けて米国で広がったって、ちょっと嬉しい話ですよね。