こんにちはー、レノンです!
今回は、会社員が定年再雇用となる場合についてお話しします。
再雇用のモチベーション
前回のテーマは、【定年の準備】で、私的な準備の方法を色々お話ししました。
でもそれだけでは、生き生き働くのは難しいです(笑)。
何故なら、仕事そのものがモチベーションには大きく関わってくるからです。
では、モチベーションの維持が出来る仕事って、どうすれば良いのでしょうか?
結論から言います。それは、
自分で自分の仕事を決めることです。
「そうは言っても、会社が仕事を決めるんでしょ?」
そうお考えになるのはごもっとも!
これまで会社では、会社が貴方の仕事を決めるのが普通でしたもんね。
ですから今回も、
「会社が仕事を決めるはず」って思ってますよね。
もちろん、そう言う指示が出る場合もあると思います。
でも、その仕事が楽しいはずはありません。
権限と責任が無くなって、一兵卒で、周囲に気を使われながら、仕事をスタートすることになります。
これって居心地が悪いです。
モチベーションだって大きく下がります。
でも、
回避する方法はあります。
重要だけど急がない仕事
貴方がこれまでやってきたお仕事に、
【時間がなくて手を付けられなかったお仕事】って無いですか?
重要な仕事ではあるものの、急ぎでは無いので、ずっと後回しになっていたお仕事。
僕は、それを仕事にすることにしました。
ある日、上司と【再雇用の仕事内容を決める打ち合わせ】がありました。
上司は、幾つかの仕事の候補を持って臨んでくれていました。
でも、どれも自分には気の乗らない仕事ばかり。
そこで、僕は、その、重要だけど緊急性のない仕事を上司に説明して、これをやるべきだと訴えたのです。
結果は、呆気なくも、
「それ、やってください」
でした。
上司も、何が良いのか決めかねていたようです。
そして、自分が決めた自分の仕事は、不思議とやる気が出て来ます。
誰もやって来れなかった仕事ですから、実行するのは簡単ではありません。
試行錯誤しながら進めています。
でも、これって、自分の仕事の知識やスキルが活かせますし、
何より自分が切り開く新しい仕事になるので、やっていて楽しいのです。
もちろん、以前のようにモチベーションが高くはありません(笑)。
なんとか維持できている程度です。
それでも、あと5年、同じ会社で働くのですから、嫌だと思いながら仕事をするのは苦痛になると思います。
上司より優れている現場感
貴方も、思い切って上司に提案してみてください。
道が開けるかもしれません。
上司よりも貴方の方が、現場の仕事には詳しいはずです。
これまで手を付けられなかった仕事の重要性も、
それを突破する方法も、
貴方が考えさえすれば、上司よりも分かっているのではないでしょうか?
そうなれば、上司が貴方の提案を断る理由がなくなるのでは?
そして、貴方は生き生き仕事が出来るハズです。
これから定年を迎える方、貴方の再雇用の仕事は、貴方自身が考えて実行する。
以上、私の経験から考える貴方への提案になります。
上司の考え方次第の面もあると思いますから、必ず上手くいくかどうかはわかりません。
でも、提案がプラスになることはあっても、マイナスになることは無いです。
貴方自身のセカンドキャリアのために、やってみる価値はあると思います。