こんにちはー!レノンです!
今回は、食べロガーレノンが、『イタリア人がびっくりしたサイゼリヤメニュー』を食した報告になります。
過去ブログにて、2007年から日本に在住している日伊通訳士Massi(マッシさん)という方が、Twitterを通して、「サイゼリヤは本当に最強すぎ。コスパは良すぎて量もあるし味も本場イタリアに近い。しかも、安い。イタリア人として、大満足でまるでイタリアに帰った気分になる。感謝!Grazie Saizeriya!」と発信。2.8万件のリツイート。16.3万件のいいね(2021年8月現在)になっているお話をしました。
そんな彼が一番好きなメニューとして投稿している「アラビアータ、マルゲリータ、パンとサラミ、ボーロニ風ラーグ」をサイゼリヤメニューから選び出すと、
- アラビアータ・・・パルマ風スパゲッティ400円に唐辛子フレークをかけると近い
- マルゲリータ・・・マルゲリータピザ400円
- パンとサラミ・・・ミニフィセル150円 熟成ミラノサラミ300円
- ボーロニ風ラーグ・・・ミートソースボロニア風400円
のようです。どうも炭水化物が多そうなので、これにチキンのシーザーサラダ350円を加え、2人でシェアして頂きました。
実食レビュー
お料理はパスタもサラダも木製の器で提供されました。シェアして小皿に移して食べるのには、なかなかいい感じです。
1、ボローニ風ラーグ(ミートソースボロニア風)
マッシさんの投稿にあるボローニ風ラーグは、イタリヤのボロニアという都市の煮込み(ラグー)のこと。つまりは、メニューのミートソースボロニア風ってことになります。シンプルに牛挽肉が香るトマト味のミートソーススパゲッティでした。パスタはアルデンテよりも柔らかめ。これくらいが食べやすくていいですね。初めからペコリーノチーズが乗っかっていて普通に美味しかったですよ。
2、アラビアータ(パルマ風スパ+唐辛子フレーク)
アラビアータってのは、イタリア料理のパスタソースの一種。トマトベースのソースで唐辛子、にんにくを入れたスパイシーなソースのことだそうです。以前はサイゼリヤのメニューにあったそうですが、なくなっちゃったそうで・・・。ただし、パルマ風スパゲッティに唐辛子フレークをかけると近い味になると、メニューに書いてありました。そのパルマ風スパゲッティのパルマとはイタリアにある都市の名前。 ペコリーノ・ロマーノ(羊のチーズ) やベーコンを使用したトマトソースのパスタだそうです。
調味料は店内にたくさん置いてありました。右から4番目に『唐辛子フレーク』が見つかりました。
メニューにある通り、唐辛子フレークをかけていただきます。
ボーロ二風ラーグに比べると、やや魚貝っぽい風味がします(私の感覚がズレていたらすみません笑)。同じトマトソースパスタになっちゃったので見た目は似ていましたが、対比して食べると味の違いがはっきりわかりましたよ。スパイスを結構たくさんかけていただきました。
3、マルゲリータピザ
マルゲリータとは、トマトソースのピザに水牛のモッツアレラチーズを使用しバジルを乗せたオーソドックスなピザです。マルゲリータの由来は、イタリア国王の王妃マルガリータさんがナポリを訪れた際、イタリア国旗と同じ3色のピザの色合いを気に入り、「マルガリータ」と名付けたのが始まりだそうです。熱々のピザでした。ロールカッターで切り分けていただきます。シンプルに美味しかったです。これもトマト味の料理になっちゃいました。
4、パンとサラミ
マッシさんの言うパンとサラミ。メニューから多分、『ミニフィセル』というパンと『熟成ミラノサラミ』のことだと思います。熱々のパンに、塩味の効いたサラミ、サラミの横にあった『からし菜(たぶん)』を乗っけて食べるとこれがなんとも美味です。このマッチングがとっても美味しかった〜。
5、チキンのシーザーサラダ
ササミ・ブロッコリー・レタス・コーン・パンにグランモラビアチーズ(粉チーズ)がかかっています。スプーンで食べやすいように小さめにざっくりカットされています。パンの食感がアクセントのサラダです。オーロラソースのようなサイゼリヤドレッシングがかかっていて美味しかったです。これはおすすめです。2021年にデビューした新メニューだそうです。
食後の感想
トマト味が3品になっちゃいました(笑)。マッシさんは、色んなメニューを食べておられるはずなので、今回の食べ合わせはないかもしれませんね。でも、これが本場イタリヤの家庭料理の味なんだな〜と思えただけでお得な気分になれました。
びっくりしたのはレシート。これでお支払いが2,000円税込。内容をじっくり見直しちゃいました。これだけ食べてお腹いっぱいになってそれで一人当たり1,000円税込って、なんという安さ。コロナ禍の緊急事態宣言中でしたので100円ワインの提供が無かったのが残念でしたが、メニューも色々と進化されているようですし、その企業努力には脱帽です。イタリヤ人がびっくりするのも頷けると思いました(笑)。