こんにちはー、レノンです!
今回は、スマホ決済についてお話します。スマホ決済って、ご存じでしょうか?
給与支払いに「スマホ決済」始まる
2022年9月10日の日経新聞によると、政府は、給与をデジタルマネーで受け取る制度を2023年4月に解禁する方向で最終調整しているようです。
つまり、現行の銀行預金口座のみでなく、あのPayPayや楽天ペイにも、給与を直接入金できるようにするってこと。
キャッシュレス推進協議会のまとめでは、日本のキャッシュレス決済比率は2020年に30%程度ですが、英国やオーストラリアは60%台、米国は50%台、韓国は90%超、中国も80%超なのだそう。
経産省によると、2021年のキャッシュレス決済比率は32.5%になったそうです。その内訳は、クレジットカードが27.7%、デビットカードが0.92%、電子マネーが2.0%、QR&バーコード決済が1.8%でした。
政府は、世界に遅れている日本のキャッシュレス決済比率を2025年までに4割程度、将来的には世界最高水準の80%まで上昇させることを目指しています。
どんどん現金の無い世界に変わっていきそうですね。
僕は、「クレカとWAONとモバイルSuica」を活用してきました。
やっぱ、おやじは遅れているな・・。クレカよりも、ポイント還元率が高いようですし、そろそろ「QRコード決済」もデビューしようかな(笑)。
スマホ決済の種類
キャッシュレス決済といえば、クレカ、デビッドカード、交通系ICカード、nanaco、WAON、楽天Edy、プリカなど、この辺りまではついていけてたんですが(笑)、そこにスマホ決済が加わったんですね。
スマホ決済は、スマートフォンにインストールしたアプリを使って支払いを行う方法です
そこで、スマホ決済の方法について、調べてみました。決済方法は大きく分けて2種類あるんですね。
いくつかのサイトを調べても、書いてあることが少しずつ違います。キャッシュレス決済戦国時代なので、最新データを信用しつつ整理してみました。
1、非接触IC決済
専用の端末にかざすことで決済を行うことができるモバイル型(スマートフォン、携帯電話、スマートウォッチなど)の決済手段です。これは、自分でもそこそこ使えています(笑)。
- 例:Apple Pay、Google Pay、おサイフケータイ、モバイルSuicaなど、Edy、nanaco、ponta、QUICPayなど。
2、コード決済
QRコードやバーコードを使用した決済手段です。僕は、これがまだまだ手付かずです。
- 例として、LINE Pay、PayPay、au pay、d払い、楽天ペイ、メルペイ、Amazonペイ、FamiPay等、たくさんあります。郵便局や銀行も独自に出しています。
ちなみにOrigami Payは、メルペイに買収されて消えました。
どれが良いのか
では、どのコード決済が良いのでしょう?
変化の激しい業界ですから、今後も、新しいのが出てきたり、弱いのが消えたりしそうな気がします。
その度に乗り換えるのは面倒ですし、多くの利用者がいて、多くのお店で使えるサービスを利用しないと、また、乗り換えないといけなくなるかも(笑)。ここは、強いのに乗っかるのが得策です。
まずは、利用状況から。(株)WDCが、2022年7月に、全国20歳~49歳の男女300人にWebで行ったアンケート調査しています。
それによると、利用しているコード決済は、圧倒的1位がPayPay、2位が楽天ペイ、3位がd払い、4位がauペイという結果でした。スマホキャリア組が上位を占めています。
次に、利用できる店舗数ですが、各社HP情報(2022年9月12日調べ)による利用店舗数は下記の通りで、順位が変わります。
でも、各社、ニュースリリースの中にちょっと記載しているだけだったりで、調査年度が違っていたりもします。
また、加盟店舗数は、厳密には「店舗数」ではなく「端末の設置箇所数」であることが多く、自動販売機や宅配便ドライバー・タクシーの端末なども、この数に含まれることがあるので、あくまで参考値です。
上表のとおり、各決済アプリは、提携先の加盟店で自社のバーコード決済を可能にする企業も増えています。
また、総務省が、複数のQRコードを「JPQR」というひとつの規格にまとめる取り組みを推進しています。
主要なQR・バーコード決済アプリのほとんどがこれに参加しています。各店舗の導入が進めば、店舗ごとに「このアプリが使えるお店かどうか?」と迷う必要がなくなります。
そうすれば、利用できる店舗数で、どのコード決済がいいかを考えるのは、意味がなくなります。
僕の結論
気になるのは、LINEが、アプリ利用者の個人情報を国外拠点で管理していたことです。
今回の決済連携で、LINE Pay利用者がPayPay加盟店で決済した際、PayPayの加盟店名や加盟店のロゴ、ID、決済日時や決済金額などをLINE Payの韓国のサーバーへ保管・管理する懸念も・・・。
Yahoo JapanとLINEとPayPayは「Zホールディングス」という会社の傘下の事業会社です。つまり、同じ会社ってこと。
この辺りは、ちょっと気になります。個人情報の取り扱いやお金に纏わる決済情報などは、他国に監視されたく無いですからね。
そう考えると、一番に優先したいのは、「楽天ペイ」ですね。僕は、楽天経済圏にいますし、とりま、楽天ペイから。
ただ、街中で、現金のみのお店が唯一導入しているのが、PayPayであることをよく見かけます。
群雄割拠のスマホ決済。まだまだ勢力図が大きく変わっていきそうです。