こんにちはー! レノンです!
今回は、BKFチェアについて購入3ヶ月のレビューです。
上の写真がそれになるのですが、これ、なんとも言えず快適な椅子なんです。過去ブログ「リビングからソファを無くす」でもお話ししたように、リビングからソファーを無くし、代わりに2つの椅子を購入しましたが、そのうちの一つが、このBKFチェアです。
この椅子のいいところを挙げるとすると、大きくは3つあると思っています。購入して3ヶ月になりますので、使ってみて感じたことを含めてお話しします。
1、ハンモックに包まれているような安心感
構造的には、鉄パイプに厚めの本革を被せて張ったような形状で、スプリングやスポンジはなく、厚くて上質な本革が貼ってあるだけです。
そういう意味では、まるでアウトドア用品みたいなのですが、もちろん作りはしっかりして高級感があります。
座ってみて凹んだり窪んだりすることは全くなく、弧を描くように丸い形状ですが、座ってもしっかり張り詰めた状態のままです。
その丸まった形状がほんとにハンモックのようで、その椅子に座ると、身体が自然に丸まったようになり、身体全体を包み込むような感覚になります。
真っ直ぐに座っても、もちろん普通に座れるんですが、皮の上部は左右がやや高くなっており、そのどちらかに頭を持ってきて、足は下部の左右に少し持ち上がった部分を跨ぐように座ると、これまたいい感じのハンモック感が味わえます。そのままスヤスヤ眠り込んじゃうこともしばしばです。【本革のハンモック】との異名すらある椅子なんですよ。
2、リビングの質感を高めるインテリアデザイン
コレはもう見たまんまなのですが、どこから見てもうっとりするデザインです。全体的にはそんなに大きくはないのですが、そのデザイン性から存在感は大きいです。この子(この椅子のことです(笑))がリビングにいるだけで、高級感があってリビングの質感が高まります。
私は黒を選んだので、壁やカーテンの白・フローリングの木質ともマッチして、置いて眺めるだけで、買ってよかったと感じられます。我が家では、玄関ドアから真っ直ぐな廊下の向こうにリビングが見える構造なんですが、そこにこの子が見えるのです。それだけで気持ちが上がります。家具ってデザインの良さや佇まいがとても大切なんです。
3、歴史ある椅子であること
BKFチェアは、当初、1938年にアルゼンチンのブエノスアイレスで生まれました。その形状から、バタフライチェアの愛称でもよく知られています。1885年にイギリスの土木技師ジョセフ・フェンビーがデザインした折りたたみ椅子「トリポリーナ」からインスピレーションを受けたアームチェアです。
「BKF」というのは、この椅子をデザインしたアントニオ・ボネット、ホアン・クルチャン、ホルヘ・フェラーリ= ハードイの三人の頭文字からとっていて、当時生産されたオリジナル版は、ニューヨークのMoMAにも展示されているそうです。
本製品は、スウェーデンの「CUERO社」の創業者、ラース・キヤスタディウスが、2005年に復活させたチェアです。この時に初めて、キャンバス地ではなくイタリア製の最高品質のレザーで作りました。その結果、発売後すぐに大ヒットして成功をおさめたようです。
そんな歴史のある世界的なチェアですから、デザインが優れているはずですね。そして、万一不要になった場合にでも転売できることが、メリットになると思います。とはいえ、大好きな『うちの子』です(笑)。ずっと大切に使っていきたいと思います。
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